改善事例|不良姿勢が原因の肩こり・頭痛の患者さま(50代女性)
肩こり
こんにちは!!大網街道整骨院 院長 平本です!!
この記事では、肩こりでお悩みの患者さま(50代 女性)の当院での改善事例をご紹介します。
運動不足だったり、生活習慣が不規則なかたは特にご参考ください。
患者Aさんについて
・女性
・50代
・介護職
・勤務時間帯や休みがバラバラで生活が不規則
Aさんの症状と来院きっかけ
もともと肩こりや腰痛があり、数ヶ月ほど首の左側と肩の付け根が重くて痛いときもあり、よく自分で揉んでいた。
不規則な日が続くと寝不足もともない、頭痛・だるさがあり、休みの日は寝てすごすことが多い。
病気などがないか心配になり病院に行くも、内科的な異常などはなく、痛み止めとシップ処方のみで様子見との検査結果。
改善しないまま不安に思っていたなか、知人からの紹介でご来院いただきました。
検査
首の動きを確認し、可動域の制限(それ以上曲げられないなど)、ツッパリや伸びない感覚、訴えのあった左側の首と肩の付け根を押すと痛みと、硬さが右と比べて明らかに違いがありました。
その他に隠れた病気(この場合は心臓関連)などないか、仕事や日常生活環境を確認し、AIが15秒で骨格分析するポーズンを活用して現状の姿勢を確認しました。
肩こりの原因
Aさんの場合、不良姿勢が主原因となる肩こりでした。
多忙や不規則な生活習慣もかさなり、運動不足で筋力が低下していました。
姿勢が前かがみになることで首や背中の筋肉が前に引っ張られて硬くなり、関節の可動域が狭く、さらに筋肉が硬くなり不良姿勢を起こすという悪循環になっていました。
可動域が狭くなっているため、首が痛くて曲がらなかったり、筋肉が硬くのびにくくなりツッパリを感じたり、不良姿勢の影響で首の周りにある頭痛に関連した神経を筋肉が圧迫し頭痛の原因になっていました。
施術内容(初期)
Aさんの場合、原因となる要素が大きく分けて、①不良姿勢、②筋力低下、③可動域低下、④筋肉が硬くなる(筋緊張)の4つで、まずは筋緊張をやわらげる施術から開始しました。
うつ伏せに寝ていただき、首から肩にかけて電気施術をおこない、硬さの目立つ首から肩、背中などを手技でゆるめていきます。
結果
施術前
首の可動域の制限・ツッパリや伸びない感覚
首の左側と肩の付け根の痛み・硬さ
施術後
可動域制限の軽減・痛み、ツッパリやあるが施術前より曲がる
痛みと硬さの軽減
施術後について
Aさんに施術後の変化を実感していただくとともに、ご症状の度合いとお仕事や生活習慣を考慮して通院頻度を相談したところ、Aさんは週2回の通院となりました。
日常生活での改善として、禁酒、禁煙など強い制限ではなく、簡単なストレッチや日常動作の指導をおこない、施術後の副反応や、今後の改善手順などを書いたリーフをお渡しして、次回予約をお取りいただきました。
個人差はありますが、数週間はまず筋緊張をゆるめる施術を続けていき、経過を見ていきます。ご症状の変化に伴い、次の段階に移行します。
施術内容(中期)
初期施術から3週間ほど経過しました。
首と肩の付け根の重さ・痛み、頭痛ともに軽減して楽にはなりましたが、不規則な生活が続いたり、悪天候、ストレス等が重なると、症状のリバウンドが見られ、施術をすると楽にはなるが戻ってしまう状態でした。
Aさんのようなリバウンドは非常に多いパターンで、なぜ戻ってしまうかと言うと、根本を改善していないからなんですね!
筋力低下→不良姿勢→可動域低下→筋緊張→肩こり・頭痛等
筋肉の硬さをゆるめる施術だけでは、原因の解決にはならないんですね。
当院でも最初は硬さをゆるめる施術をしていきます。
専門的な理由もありますが、硬さをゆるめるだけである程度改善する軽症の方がいたり、筋肉をある程度ゆるめないと可動域の改善時に障害となる、筋を痛める等が考えられるためです。
Aさんにも最初に緩める必要性、なぜ戻ってしまうかをご理解をしていただき次の可動域改善の施術に進みました。
可動域の改善
可動域改善というとストレッチなどをイメージすると思いますが、当院ではプロ野球選手やプロゴルファーの方が使用していて、千葉県でも数件、大網はもちろん外房では唯一導入している、動的ストレッチマシン のリフレキシブルを活用しています。
リフレキシブルは力をほとんど使わず、マシンを動かすだけで首、肩甲骨、背中をゆるめます。
筋トレのマシンは力が入り体を硬直させて動かしますが、リフレキシブルは力を抜いてマシンの重りの反動でストレッチするマシンです。
やり方も簡単で当院でも80歳以上のご高齢者から小学生まで幅広く使用していただいています。
最初はマシンの使用方法を私がお手本としてお見せして、その後患者さまにご使用していただきます。
使用中は硬直している筋肉が伸ばされ、自分の痛い、重く感じている筋肉や関節が徐々にゆるんでいくことが実感できます。
Aさんも見たことのないマシンに最初は緊張していましたが、自身の辛いところがゆるんでいく、動かすほどに筋肉や関節がゆるむ気持ちのいい感覚を実感していました。
1か所1分で、3か所合計3分やっていただき、これだけで十分効果を感じていただけます。
マシン使用後、Aさん自身も軽くなった感覚とともに、関節がゆるみ可動域が広がり、施術前より姿勢が良くなり、痛くて曲がらなかった首が曲がりやすくなりました。
ここから数週間、筋肉をゆるめる施術(電気、手技など)と、可動域改善する施術(リフレキシブル)を平行して経過を見ていきます。
ご症状の変化に伴い、次の段階に移行します。
施術内容(後期)
前回の施術からさらに3週間ほど経過。
左側の首と肩の付け根が重く、時々痛い事もほぼなくなり、頭痛もほとんど出なくなりました。
この段階でご卒業と思ってしまう患者様もいらっしゃいますが、大切な施術が残っています。
筋力低下→不良姿勢→可動域低下→筋緊張→肩こり、頭痛等
最初の原因となる筋力低下を改善する施術が残っているのですね。
これをしっかりやらないと、やはりご症状が戻ってしまいます。
簡単に筋力をつけられるエルビオ
筋力をつけるというと多くの方が、スクワットやダンベルを使ったりして負荷が強いものを想像してしまいますが、ここで言う筋力低下とは、体幹、インナーマッスル、姿勢に影響する体の軸になる筋肉を鍛える事を意味します。
体幹を鍛える方法としてチューブトレーニングやパーソナルジムで60分手取り足取りでなど、体幹を鍛えるというのはすごく大変なんですね!
しかし当院では、寝たままおなかにパットを貼って30分電気を流すだけのエルビオという機械があります!!
インナーマッスルは内臓よりさらに奥の深い場所にあるのですが、エルビオはその場所まで届き、なおかつ、30分で9000回インナーマッスルを鍛えます。
例えるなら30分で腹筋9000回できませんよね? それだけ効率よく鍛える事が出来るんですね!
Aさんもですが、おなかを見せるのに抵抗のある方は多いため、パットを貼るのは女性スタッフが対応します。
パットを貼り終えたら私と交代して、電気の強さが30段階あるので調整をしていきます!
電気といってもビリビリする感覚が強いというよりは、おなかをギューっとリズミカルに絞られる・もまれるような感覚です。
Aさんも緊張しながら受けていましたが、思っていたより痛くない(痛いと思っている方が非常に多い)のと、リズミカルな刺激に慣れてきたのもあり、30分あっという間に終わったとおっしゃってました。
エルビオのパットを外して起き上がる際に、軸になる筋肉インナーマッスルに力が入るので、起き上がりが楽になったことをすぐに実感でき、立ち上がった際の背筋がピンと伸びた感覚も実感していただけました。
筋肉を緩める施術(電気、手技など)、可動域改善する施術(リフレキシブル)、筋力低下を改善する施術(エルビオ)の組み合わせで数週間経過を追っていきます!
まとめ
数週間経過し、施術の戻りも減り、職場の方やご家族からも前より姿勢が良くなってると言われ、当初あった症状もかなり改善しました。
ここでご卒業でよかったのですが、Aさんの職業柄不規則な生活リズムが改善できないのと、施術後に体が軽くなり、仕事や日常生活の質があがるなどの効果もあり、ご本人の希望により継続して通院していただいてます。
肩こりについての詳しい内容はこちらをご覧ください。
著者 Writer
- 院長:平本 賢治(ヒラモト ケンジ)
- 【生年月日】1984/6/21
【血液型】 B型
【出身】 千葉県鴨川市出身
当院のご紹介 About us
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