骨折・脱臼でよくあるお悩み
-
転倒して
手をついた後
手首が変形
してしまった -
ゴルフの
練習で脇腹が
痛くなってきた -
スポーツ中に
転倒し、肩が
外れてしまった -
骨折・脱臼から
早く部活に
復帰したい
骨折・脱臼をできるだけ早く回復させるために
骨折・脱臼は、身体に強い外力が加わった際に発生することがあります。
スポーツ時のケガや、転倒、事故によっては日常中に起こることもあります。
変形や機能障害が残るおそれもあるため、負傷後の適切な処置が重要です。
こちらのページにて、骨折・脱臼の原因と対策(対処法・予防方法)をしっかりと確認していきましょう。
骨折・脱臼でお悩みの方におすすめのメニュー Recommend Menu
-
接骨院・整骨院では慢性症状の改善やケガの応急処置、早期改善など幅広く対応しています。
また、保険適用となる場合は施術費用の負担を少なく施術を受けることもできます。
こちらでは、接骨院・整骨院の保険施術を「健康保険(スポーツや日常中のケガ)」「自賠責保険(交通事故によるケガ)」「労災保険(仕事に関係したケガ)」に分けて、分かりやすくご紹介していきます。
保険を利用した施術をご希望の方は、ぜひ最後までご覧ください。
スポーツ時や事故によってみられる骨折・脱臼
骨折・脱臼は、選手同士の衝突や転倒の多いスポーツで発生することが多くみられます。
ケガからの早期復帰は、負傷後いかに素早い処置ができるかにかかっています。
骨折・脱臼へスムーズな対処ができるよう、こちらでは各外傷が発生する原因と特徴的な症状(固有症状)をまずは確認していきましょう。
【骨折について】
骨折とは、骨が折れてしまったケガになります。
損傷の程度によって、完全骨折と不全骨折に分けられます。
●完全骨折:骨の連続性が完全に断たれたものを指します。
●不全骨折:ヒビが入ったり、一部が欠けたり、亀裂が入ったりしたものを指します。
【骨折の種類・原因】
●外傷性骨折
骨に大きな外力が加わることで発生した骨折です。
・スポーツ外傷(転倒、衝突、転落)
・交通事故によるもの
・日常中の転倒、転落
などが挙げられます。
●疲労骨折
繰り返しの外力を受けることで発生した骨折です。
ランニングやゴルフのスイングなど、スポーツによって生じることが多くなっています。
●病的骨折
病気によって、わずかな外力で発生した骨折です。
骨粗鬆症、骨腫瘍、転移がんなどが原因に挙げられます。
【骨折の症状】
●一般外傷症状
・疼痛:骨折した箇所に限局した圧痛があります。(限局性圧痛)
また、骨折部より離れた箇所から牽引や軸圧などを加えると、患部に痛みが響くことがあります。
「介達痛」と呼ばれ、捻挫や打撲など、他の外傷と見分ける際のポイントになります。
・腫脹:血管の損傷によって内出血を起こし、皮下出血斑を認めることがあります。
・機能障害:痛みによって、関節運動に制限が出ることがあります。
●固有症状
・異常可動性:骨が完全に折れている場合、通常ではありえない方向に骨が動くことがあります。
・軋轢音:折れた骨同士が衝突し、ゴリゴリとした軋轢音を感じる場合があります。
・転位と変形:折れた骨が移動し、折れ曲がる、捻転する、延長するといった変形を認めることがあります。
●全身症状
・ショック症状:顔面や手足の蒼白、冷汗、頻脈、虚脱感など。
大量の内出血によって体内の循環バランスが乱れ、上記のようなショック症状が発生すると考えられます。
・発熱:血腫や損傷した組織が吸収される際に、37〜38度の発熱を生じることがあります。
【骨折の併発症】
・関節損傷
・筋肉や腱などの軟部組織の損傷
・血管損傷
・末梢神経損傷
骨折端や骨片によって併発症を悪化させないように、受傷後は患部を安静にすることが大切です。
【脱臼について】
脱臼とは、関節が外れてしまったケガになります。
損傷の程度によって、完全脱臼と不全脱臼(亜脱臼)に分けられます。
・完全脱臼:関節が完全に外れ、関節を構成する骨が離れてしまったものを指します。
・不全脱臼(亜脱臼):関節が部分的にずれてしまったものを指します。
脱臼の多くは、肩関節に発生します。
【脱臼の種類・原因】
●外傷性脱臼
関節に強い外力が加わることで発生した脱臼です。
・スポーツ外傷(転倒、衝突)
・日常中の転倒
・交通事故
・あくび(顎関節)
などが挙げられます。
●病的脱臼
病気によって、わずかな外力で発生した脱臼です。
・麻痺性脱臼:関節を支える筋肉が麻痺することで、脱臼したものです。
・拡張性脱臼:炎症によって関節が拡張し、脱臼したものです。
・破壊性脱臼:関節の構造が破壊されることで、脱臼したものです。
【脱臼の症状】
●一般外傷症状
・疼痛:関節周辺に強い痛みを生じます。
・腫脹:内出血によって、患部が紫色に腫れてきます。
関節血腫を認めることもあります。
・機能障害:関節が動かせなくなります。
●固有症状
・弾発性固定:脱臼した箇所を押して動かしても、力を緩めるとバネのように関節が脱臼した位置に戻ろうとします。
・変形:骨が外れるため、関節に変形を認めます。
脱臼は正しい処置を行わないと、繰り返しやすくなります。
特に負傷直後の「RICE処置」が重要になります。
骨折・脱臼の対処法と日常から行える予防方法
スポーツや事故などで、骨折・脱臼が疑われる場合は、どう対処すれば良いのでしょうか。
受傷後は「RICE処置」を中心に、できるだけ素早い処置が求められます。
骨折・脱臼は偶発的に生じるため完全に防げませんが、ケガのリスクを抑えるための予防策もご紹介していきます。
【骨折・脱臼の対処法】
●RICE処置
骨折・脱臼が疑われる場合は「RICE処置」を行い、できるだけ早急に医療機関や接骨院・整骨院に行ってください。
整復(折れた骨、外れた関節を元の位置に戻す施術)と強固な固定(ギプス、シーネなど)を施すことで、疼痛の緩和と患部の自然治癒力の向上を期待できます。
・Rest(安静):損傷が悪化しないように、患部を安静にします。
・Icing(冷却):患部を冷却して、炎症や腫脹を抑えます。
→氷水やアイスバック、保冷剤などを、タオル越しに患部に当てて冷やします。
・Compression(圧迫):包帯やバンテージで患部を圧迫し、腫脹を抑えます。
・Elevation(挙上):患部を心臓より高い位置に挙上し、内出血を抑えます。
●POLICE処置
最近のスポーツ現場では、Restの部分が「Protection+Optimal Loading」になった、POLICE処置の考え方が主流になりつつあります。
・Protection(保護):包帯や固定具によって患部を保護し、再負傷、悪化を防ぎます。
・Optimal Loading(最適な負荷):患部に最適な負荷をかけて、組織の自然治癒力を高めます。
完全に安静にするよりは、早い段階で患部に負荷をかけた方が血流が回復し、自然治癒力がより高まるという考えです。
しかし、「保護」や「最適な負荷」は素人では処置が難しいため、医療機関や接骨院・整骨院といった、外傷の専門家の指示を仰ぐようにしてください。
●温める、ストレッチ
急性期の強い炎症がおさまりましたら、今度は温めるようにして、患部の血行を促進していきます。
状態をみながらストレッチや体操を行い、徐々に患部の可動域を広げていきます。
●正しい身体の使い方
骨折、脱臼では、関節を長期間固定するため、患部周辺の柔軟性と筋力が低下し、身体のバランスが崩れやすくなります。
リハビリで正しい身体の使い方を訓練し、再負傷しないようなケアをしましょう。
【骨折・脱臼の予防方法】
●体幹強化
・筋力強化
転倒を予防するために、体幹の筋力強化に努めましょう。
・腹筋
・背筋
・スクワット
などが挙げられます。
合わせて、片足立ちやバランスボールを使ったトレーニングで、バランス感覚も鍛えておきましょう。
●正しい身体の使い方
間違った身体の使い方をしていると、身体の局所に負担がかかりやすくなり、疲労骨折のリスクが高まります。
スポーツをしていて、同じ箇所に痛みを繰り返している方は、一度ご自身の身体の使い方を見直してみましょう。
●食事
骨の強度を下げないように、カルシウム、ビタミンK、ビタミンDを積極的に摂取しましょう。
・カルシウム:乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)、魚介類、大豆製品、海藻類、緑黄色野菜など。
乳製品は他の食品に比べて、カルシウムの吸収率が高いと言われています。
また、乳製品、魚介類、大豆製品には、身体の素であるタンパク質も豊富に含まれています。
・ビタミンK:納豆、小松菜、ほうれん草など。
ビタミンKは、骨へのカルシウム沈着を助ける働きがあると言われています。
・ビタミンD:干し椎茸、きくらげ、鮭、さんま、卵黄など。
ビタミンDは、カルシウムの腸管からの吸収をスムーズにさせる働きがあると言われています。
食事だけではなく、日光浴によってもビタミンDが体内に生成されます。
大網街道整骨院の【骨折・脱臼】アプローチ方法
まずはRICE処置を行います。
固定が必要な場合は、着脱可能なギブスシーネ固定を行います。
応急処置をして近隣病院へご紹介させていただきます。
症状の悪化に繋がってしまう前に、お早めにご相談ください。
著者 Writer
- 院長:平本 賢治(ヒラモト ケンジ)
- 【生年月日】1984/6/21
【血液型】 B型
【出身】 千葉県鴨川市出身
関連コラム Column
症状からメニューを選ぶ Select Menu
-
もっと見る
-
もっと見る
当院おすすめメニュー Recommend Menu
当院のご紹介 About us
【公式】大網街道整骨院
公式SNSアカウント 大網街道整骨院ではFacebook・Instagramを運用中!
【公式】大網街道整骨院
公式SNSアカウント 大網街道整骨院ではFacebook・Instagramを運用中!
【公式】大網街道整骨院
公式SNSフォローお願いします!
- 新しい施術のご案内をしています
- 受付時間変更などのご案内をしています