改善事例｜足首の捻挫を早く治したい患者さま（10代女性）

こんにちは！！大網街道整骨院 院長 平本です！！

この記事では、足首の捻挫でお悩みの患者さま（10代 女性）の当院での改善事例をご紹介します。
部活や運動をしている方、ケガを早く治したい方は特にご参考ください。

患者Bさんについて

・女性
・10代
・中学生
・部活とクラブチームでバレーボールをして全国を目指している

Bさんの症状と来院きっかけ

元々パフォーマンス向上、コンディショニングで通院していたBさん。
バレーボールを部活とクラブチームの両方でやり、全国大会を目指して日々努力している意識の高い学生さんです。
練習試合中にジャンプして着地の際に味方の足の上に右足を乗せてしまい、そのままグキッとねじり転倒。
すぐに痛みで足がつけないため異常に気付き、当院が定休日だった為、整形外科へ。
レントゲンを撮り、骨には異状なく捻挫と言われ、シップと包帯を巻いて1週間様子見てと言われる。
大会も近く、早く治したい為、プロ野球選手トレーナー経験やけがを早く治す機械がある当院へ来院。

捻挫の具体的な検査結果

Bさんの場合、先に整形外科レントゲンを撮り骨に異常がないとのことでしたが、
具体的に痛めた場所を見ていきます。
病院のリハビリ室担当経験や、トレーナーとして様々なけがを目の前で見てきた
経験を活かし、判断していきます。
まずは足首のはれやむくみ、可動域（どこまで曲がるか？）、カウンセリング
にて日常生活での痛みの有無の確認をしていきます。
そして、具体的に損傷部を指でさわり断定していきます。
ちなみにレントゲンではじん帯や筋肉の損傷は写りませんし、病院の先生も
じん帯損傷や筋損傷も写るMRIをいきなりやりません。
当院ではAI人体模型を使って画像をお見せしながら、具体的な損傷個所、どうやって損傷したかご説明していきます。

施術内容（初期）

Bさんの場合、痛みで足がつけない状態ですからまず損傷した傷口の回復を早める、
立体動態波でマイクロカレントをかけていきます。
損傷早期改善の電気を流した後は、むくみやはれを流す手技を施し、
取り外し出来るギブスで固定していきます。

ギブス比較

◆取り外し

・通常ギブス：数週間取り外しいっさい不可　
・着脱可能ギブス：施術毎　取り外し可能

◆お風呂

・通常ギブス：不可、ギブスしたまま
・着脱可能ギブス：可

◆損傷部の回復

・通常ギブス：自然治癒力のみ
・着脱可能ギブス：特殊電気、施術にて早期回復

施術後について

Bさんにギブス固定をして松葉づえをお貸しして、ご症状の回復度合いと試合までの期間を考慮して通院頻度を相談したところ、Bさんは2週間は毎日の通院となりました。
松葉杖の使い方の指導、入浴や固定具の着脱方法、簡単なストレッチや日常動作の指導をおこない、施術後の副反応や、今後の改善手順などを書いたリーフをお渡しして、
次回予約をお取りいただきました。
個人差はありますが、数週間はまずはれや痛みを軽減させる施術を続けていき、
経過を見ていきます。ご症状の変化に伴い、次の段階に移行します。

施術内容（中期）

初期施術から10日ほど経過しました。
来院毎にギブスを外し、はれやむくみをクリームで流し、特殊電気をかけて、
ギブス固定を施しを繰り返し、松葉杖を使いながらですが
地面に足がつけるようになりました。
そこからさらに1週間ほどたち、はれや痛みの度合いなどを考慮しギブスを外して
包帯固定のみになりました。
個人差もありますが松葉づえもこのころには外すタイミングになります。
松葉づえがないのと、自分の体重で足を踏み込むため、不安感や一時的に痛みが強くなった感覚になりますが、問題ないことを理解してもらい、はれやむくみをクリームで流し、特殊電気をかけて、包帯固定を施しを繰り返していきます。

施術内容（後期）

前回の施術からさらに1週間ほど経過。
包帯固定も外して、テーピングをした状態で練習をしてもらいます。
最初はランニングやその場でジャンプなどしてもらい、練習後に損傷部のわずかな痛みや、関節の硬さによるコワバリを感じます。
施術は、包帯は外して、けがをして動かしていなかったことによる足首の硬さや、周囲の筋肉のはりを電気や手技で取っていきます。

まとめ

約1か月ほどで全く足のつけない状態から、元通り動ける状態になりました。
Bさんも部活とクラブチームの練習も再開して、パフォーマンス向上、コンディショニングで通院していただいています。
けがでレギュラーを外されたくないから早く治したい、試合の間に合わせたい、けがを治しながら練習もしたい。
たしかに長期間休めば、けがは治ります。
しかし、学生さんにとっては3年間のうちの数か月は非常に貴重な時間なんですね。
そのけがの期間を少しでも短くし、早く復帰できるご協力が当院にはできます。

スポーツのケガで詳しい内容はこちらをご覧ください。