腸脛靭帯炎(ランナー膝)|【膝の外側の痛みを大網街道整骨院が解説】

/

症状から記事を探す

こんにちは!!
大網街道整骨院 院長の平本です。

当院のWebサイトをご覧いただき、ありがとうございます!

私は整骨院に求められることついて考え続け、その在り方を突き詰めた結果、「患者様のお悩みを早く解消すること」を追求することが大切だと感じています。

「痛みのある苦しい思いから早く解放されたい」

私もかつてその立場にいる当事者でした。
治療家として歩んでいくことを決めたきっかけは、高校時代にした大怪我から選手生命が絶たれたことでした。

「自分と同じ思いでバスケットボールが出来なくなる選手を減らしたい」という強い思いから治療院業界に入り、ひたすら痛みについて研究を重ね、多くの患者様の身体の痛みに向き合い続けてきました。

当院は、効果の見えづらいような施術は行いません。「その痛みを早期改善させる」ことを最優先に考え、患者様一人ひとりに真剣に向き合います。

そして、今回は腸脛靭帯炎について解説していきたいと思います。

「腸脛靭帯炎がなかなか治らない」
「膝が痛くて趣味のランニングができない」
「階段の上り下りがつらい」

腸脛靭帯炎は一時的に回復しても再発することが多い疾患です。大したことないからと、放置してしまうことで痛みが強くなり治りにくくなるため、早めの治療をすることが大切です。

腸脛靭帯炎(ランナー膝)って?

腸脛靭帯炎とは、膝の外側に痛みが生じる疾患です。主に長時間のランニングなどを行った際に起こるため、別名ランナー膝とも呼ばれます。

腸脛靭帯炎を引き起こす原因は必ずしもランニングには限定されませんが、ランニングの動作より発症している方が多くみられます。

腸脛靭帯とは

腸脛靭帯はおしりの筋肉(大臀筋と大腿筋膜張筋)から始まり、すねの骨の前外側にある膨らみ(Gerdy結節という場所)に繋がっています。

これらの筋肉は股関節を外転させる働きがあり、腸脛靭帯はこの力をすねの骨に伝える役割があります。

腸脛靭帯炎が生じるメカニズム

腸脛靭帯は大腿骨の外側から脛骨の外側にかけて繋がっている筋肉。膝を伸ばした状態のときは大腿骨の外側の出っ張っている部分の前に位置します。

しかし膝が曲がり、おおよそ30度ほど曲がったところで腸脛靭帯は外側上顆を乗り越え後方に移動します。

このときに大腿骨の外側の出っ張っている部分にこすれてしまいます。

よって長時間のランニングにより腸脛靭帯が何度もこすれることで炎症を引き起こしてしまい、膝の外側に痛みが生じてしまいます。

【腸脛靭帯炎を発症しやすい方の特徴】
・大腿骨外側の出っ張り(大腿骨外側上顆)が大きい
・股関節外転筋力が弱い
・O脚
・回内側(かかとが外側へ傾く状態)
・腸脛靭帯の柔軟性が低い

腸脛靭帯炎の症状

|運動時の痛み

腸脛靭帯炎は、ランニングやサイクリングなどをする方にに多くみられます。

これらの膝の屈伸を繰り返す運動で大腿骨の出っ張りと腸脛靭帯が何度も擦れることで炎症が起き、膝の外側に痛みを感じるようになります。

はじめは運動の最中や終えたあとに痛みはじめますが、安静にしていると痛みは治ります。しかし、腸脛靭帯炎の症状が悪化すると、歩いているときにも膝の外側に痛みを感じるようになります。

腸脛靭帯炎の主な原因

|過度なランニング

腸脛靭帯炎は特に長距離ランナーに多くみられるスポーツ障害です。大会前に練習する量が増えたり、練習する環境が変わったタイミングなどに発症することが多いです。

例えば、長距離ランナーが練習量を増やしたり、運動経験の少ない方がマラソンの練習を始めたときなどの膝に対する負荷が増えはじめることで腸脛靭帯炎は発症しやすくなります。

しっかり休息をとり、練習などに励めば重症化することは少ないです。しかし、十分な休息を取らずに運動を続けた場合、身体の回復が間に合わず負担がかかり続けている箇所にどんどんダメージが蓄積してしまいます。その結果、より強い痛みに変わってしまうことに。

そのほかにも、十分な準備運動をしないで足を使った運動をしたり、地面やシューズが硬い状態で長時間のランニングをしてしまうと腸脛靭帯炎になりやすくなります。

O脚(内反膝)

腸脛靭帯炎を発症する原因の一つにO脚(正式名所:内反膝)があります。

O脚の方は、太ももからすねにかけて内側に曲がっています。そのため、膝の外側にかけて伸びている腸脛靭帯が大腿骨外側の出っ張り部分に擦れやすくなり腸脛靭帯を起こしやすくなります。

身体の柔軟性の低下

身体の柔軟性が低い方は、腸脛靭帯も硬く伸びにくいことが多くみられます。

腸脛靭帯の柔軟性が不足することで、大腿骨の突起を腸脛靭帯が余裕を持ってすり抜けることができなくなるため、膝を曲げたり伸ばしたりするときの摩擦抵抗が強まってしまいます。

これが原因となり、腸脛靭帯炎を引き起こすこともあるので十分に注意しましょう。

また、運動不足を解消したいと思い立ち、急に運動をすることで腸脛靭帯炎を起こしやすくなります。

運動不足の身体は股関節外転筋力が弱く、腸脛靭帯自体の柔軟性も低い状態のため、怪我をする可能性がとても高くなります。

 

気をつけましょう。

腸脛靭帯炎の方がやってはいけないこと

|過度な運動や負荷のかかる活動
腸脛靭帯炎が炎症を引き起こしている場合、関節に余分な負担をかける過度な運動は症状を悪化させる可能性があります。特に、ジャンプや急激な動きを伴うスポーツは避けるようにしましょう。

| 長時間の立ち仕事や同じ姿勢の維持
長時間同じ姿勢を続けることは、炎症を悪化させる可能性があります。特に、立ち仕事や膝に負担のかかる作業を行う場合は、こまめに休憩を取り、姿勢を変えることが大切です。

|不適切な靴の使用
正しい靴を選ばないことも腸脛靭帯炎を悪化させる要因となります。適切なクッションやサポートのある靴を履くことで、足や膝への負担を軽減できます。

| 痛みを無視すること
腸脛靭帯炎は痛みや不快感を引き起こすことがあります。痛みを無視して活動を続けると、炎症が悪化し、回復が遅れる可能性があります。痛みを感じたら、適切な対処法を取ることが重要ですので専門家に相談しましょう。

大網街道整骨院での治療の流れ

①患部や痛み改善・軽減
症状の度合いや個人差はございますが、痛みの軽減・改善にかかる期間は施術から1日〜2週間程度が目安です。当院では痛みの原因を発見し、特殊電気や手技療法、筋膜リリースなどを用いて、患者様の痛みが早期改善できるように最善を尽くします。

②代償動作を減らして、身体の負担を減らし
筋肉や関節が硬くなった部位を施術で緩和し、元の柔軟性を回復させます。代償された身体の部位を改善することで、本来の身体の安定性が戻るようになります。

③使えていない筋肉や関節を支えるようにする
代償が原因で機能喪失していた部位を訓練し、復活させます。これにより、身体が本来持っている能力を最大限に発揮できるようになります。

④体幹・腹圧を強化して身体を安定させる
腹圧と体幹の筋力・機能を強化します。身体の中心を安定させることで、上半身と下半身の連携がスムーズになります。この安定性が欠けてしまうと、代償動作が生じ、再発リスクが高まります。

 

当院のご紹介 About us

院名:大網街道整骨院
住所〒299-3251 千葉県大網白里市大網28-5 和はうす101
最寄:大網駅から徒歩13分
駐車場:16台
                                                                   
受付時間
9:00〜
12:00
- - -
15:00〜
19:00
- - -
定休日:火曜・日曜・祝日
※予約の方優先でご案内させていただきます。

【公式】大網街道整骨院
公式SNSアカウント 大網街道整骨院ではFacebook・Instagramを運用中!

【公式】大網街道整骨院
公式SNSアカウント 大網街道整骨院ではFacebook・Instagramを運用中!

【公式】大網街道整骨院
公式SNSフォローお願いします!

  • 新しい施術のご案内をしています
  • 受付時間変更などのご案内をしています