ばね指（弾発指）の原因と改善方法｜大網街道整骨院

こんな症状ありませんか？

指を曲げ伸ばしする時にカクッと引っかかる、朝だけ動かしづらい、その症状は「ばね指（弾発指）」かもしれません。指の付け根にある“腱の通り道”で引っかかりが生じることで、動きが止まったり跳ねたりする症状です。

この記事では、ばね指が起こる仕組み・症状・セルフチェック・一般治療、そして当院で行う施術（ハイボルト・超音波・筋膜リリース・リフレキシブル）まで、指の使い方と負担の視点からわかりやすくまとめています。
はじめての方でも、症状の理解と改善の流れがイメージできるように構成しています。

手指の症状は似ていても原因が異なることがあるため、以下の関連記事も参考にしてみてください。

［手首の痛み全般はこちら］
　→ /column/symptom/tendonitis.html

［手根管症候群の解説はこちら］
　→ /column/symptom/carpal-tunnel-syndrome.html

［ドケルバン病（親指の付け根の痛み）はこちら］
　→ /column/symptom/de-quervain-syndrome.html

ばね指とは？

ばね指（弾発指）は、指を曲げ伸ばしする時に 指の付け根にある“腱の通り道（トンネル部分）”で腱が引っかかり、カクッと跳ねるように動く症状です。

よくある症状

曲げ伸ばしの途中でカクッと止まる

指の付け根に“コリッ”としたふくらみ

朝だけ強い動かしにくさ

指がロックして動かないこともある

最も多いのは 親指・中指・薬指 です。

なぜ起こるのか？

指の付け根の「腱の通り道」が狭くなる

使いすぎや炎症で通り道が硬く・厚くなると、腱がスムーズに通れなくなり引っかかります。

腱が太くなり、余計に引っかかる

腱自体も炎症で太くなるため、
“太い腱 × 狭い通り道” → 引っかかり（弾発現象）
が起こります。

朝に強くなる理由

睡眠中に指が動かない時間が長く、腱の滑りが悪くなるため朝だけ強く感じやすい。

更年期・産後・糖尿病との関連

ホルモンバランスや循環の影響で腱の通り道が腫れやすい。

症状のステージ

ステージ1：引っかかるが動く
ステージ2：痛みが増え、動かしづらい
ステージ3：ロックして自力で伸ばせない
ステージ4：曲げ伸ばしがほぼできず、角度が固定される

早期ほど改善がスムーズです。

自分でできるチェック

指の付け根にしこりがある

曲げ伸ばしでカクッと止まる

朝に痛みや引っかかりが強い

押すと指の付け根が痛む

1つでも当てはまれば、ばね指の可能性があります。

一般的な治療（病院）

安静

固定

ステロイド注射

手術（通り道を広げる処置）

ただし家事・育児・仕事で「指を使わない」は難しく、どこで負担を減らすか が改善のポイントになります。

大網街道整骨院の施術

当院では、ばね指を
初期の痛み軽減 → 動きの改善 → 再発予防の軌道づくり
の3段階で見ていきます。

（初期）痛み・引っかかりを軽くする

ハイボルト

目的：痛みの出ている“引っかかりポイント”を特定し、炎症を抑える。
角度を変えながら反応点を探り、腱が引っかかる場所を pinpoint で見つけます。

超音波

目的：腱と周囲組織の滑りを良くし、通りやすくする。
指の付け根の“コリッ”とした違和感が軽くなりやすい。

（改善期）腱がスムーズに通る“軌道”を作る

指〜手のひらの筋膜リリース

目的：腱を余計に引っ張る掌側の硬さを解消。
ばね指では手のひら側の緊張が鍵。

前腕の屈筋群のねじれ改善

目的：腱が通る角度を整え、負担を軽くする。

（定着期）再発しにくい“正しい動き”を身につける

リフレキシブル（動かしながら軌道を整える）

目的：腱が引っかからない動きを身体に覚えさせる。

曲げ始めの方向

手のひらのしなり

力の入れ方
を確認しながら、自然で負担の少ない動きを習得します。

日常動作の微調整

スマホの持ち方・握り方・家事動作を無理なく改善。

通院の目安

初期…　週3〜4回

改善期…週2〜3回

安定期…週1〜2回

生活スタイルに合わせて無理なく提案します。

自宅でできるケア

朝の軽い温め

指の付け根を軽く押さえながらの曲げ伸ばし

掌側のストレッチ

握り動作の負担を減らす工夫

よくある質問

Q1. 自然に治りますか？

軽度なら改善することもありますが、引っかかる期間が長いほど治りづらい傾向があります。

Q2. 手術は必要？

多くの方は保存療法で改善できます。
指がロックして動かない場合は、手術が検討されることがあります。

Q3. 再発しやすい？

はい。
特に“使い方のクセ”が残っていると繰り返しやすいため、
当院では 軌道づくり（リフレキシブル） を重視しています。

患者さんの声

朝の引っかかりが改善し、家事が楽になりました（40代・女性）

数ヶ月間、朝だけ指が動かしづらく困っていました。施術で指の付け根が軽くなり、動かし方のコツも教えていただき、今では家事の負担も減りました。

指のロックがなくなり仕事に支障が出なくなりました（50代・女性）

調理の仕事で毎日指を酷使していて痛みがずっと続いていました。リフレキシブルで動き方を直してもらってから、ロックが出なくなり助かりました。

しこりが小さくなり、引っかかり感がなくなりました（60代・女性）

病院では様子見と言われ不安でしたが、こちらで指の通り道の説明を受けて納得。施術後はしこりの硬さが軽くなり、動かしやすくなりました。

朝の痛みがなくなってきました（30代・男性）

趣味のDIYで指を使いすぎてばね指に。朝の痛みが辛かったのですが、施術を受けるごとに引っかかりが減り、作業がしやすくなりました。

スマホ操作がスムーズになりました（30代・女性）

曲げ伸ばしの途中で止まる感じがあり不安でした。指の使い方を丁寧に見てもらい、日常動作の改善まで教えていただけたのが良かったです。

まとめ

指の引っかかりは放置すると長く続き、朝の痛みやロックが習慣化してしまうことがあります。ですが、原因を理解し、指の通り道に負担のかからない使い方を身につけていくことで、多くの方が日常の動きやすさを取り戻しています。

大網街道整骨院では、痛みをただ和らげるだけでなく、
「なぜ引っかかるのか」
「どうすれば再発しにくい動きに戻せるのか」
を一緒に確認しながら、あなたの生活に合わせて施術を進めていきます。

もし「最近動かしづらい」「朝だけ痛む」「指がカクッと引っかかる」と感じている方は、一度ご相談ください。
あなたの生活スタイルに合わせ、負担の少ない指の使い方へ戻すサポートをいたします。

手指の痛み・引っかかりは、症状が似ていても原因が異なる場合があります。気になる症状がある方は、こちらの関連記事も参考にしてください。

［手首の痛み全般はこちら］
　→ /column/symptom/tendonitis.html

［手根管症候群の解説はこちら］
　→ /column/symptom/carpal-tunnel-syndrome.html

［ドケルバン病（親指の付け根の痛み）はこちら］
　→ /column/symptom/de-quervain-syndrome.html