肘部管症候群(小指・薬指のしびれ・握力低下)でお悩みの方へ|大網街道整骨院
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小指・薬指のしびれや握力低下…それ、肘部管症候群かもしれません
「肘の内側が痛い」
「小指だけしびれる」
「ペットボトルのフタが開けづらくなった」
こうした症状は、単なる使いすぎではなく、神経の通り道でトラブルが起きているサイン かもしれません。
肘の内側には「尺骨神経」という太い神経が通り、ここが刺激・圧迫されることでしびれや握力低下が起こります。
この症状は自然に放っておくと改善しづらく、悪化すると**感覚低下や筋萎縮(小指側の手の肉が落ちる)**につながることもあります。
早めの正しい対応がとても大切です。
肘部管症候群とは?
肘の内側にある“肘部管”という狭いトンネルを尺骨神経が通過しています。
このトンネル部分で
圧迫
締め付け
こすれ
引き伸ばし
といったストレスがかかることで、しびれ・力が入りにくい・感覚の低下が起こる状態が「肘部管症候群」です。
主な症状
小指・薬指のしびれ
ものをつまみにくい
握力が落ちた感じ
肘の内側の痛み
朝方や夜にしびれが強い
長時間の運転で症状が悪化する
神経トラブルは“痛み”よりも“感覚の変化”で現れることが多いのが特徴です。
肘部管症候群が起こる4つの原因
大網街道整骨院では、肘部管症候群を「神経だけの問題」とは見ていません。
身体の使い方や姿勢まで含めて、4つの要因が重なって起こる問題として考えています。
姿勢の崩れ(巻き肩・猫背)
肩が前に入り、肘が身体に巻き込まれる姿勢では神経の通り道が狭くなります。
デスクワーク・スマホ操作が多い方に特に多いパターンです。
肘を曲げたままの姿勢が長い
運転・PC作業・スマホなどで“肘を曲げたまま固定”すると、尺骨神経が引き伸ばされた状態が続きます。
これがしびれを強める原因になります。
前腕や肩周りの筋力低下
神経を守るためには周囲の筋肉が働くことが必要です。
支える力が弱くなると、肘の内側への負担が増え、神経へのストレスも大きくなります。
尺骨神経そのものへの負担
肘の内側を長時間圧迫するクセ(机の端に肘をつくなど)、スポーツでの衝撃、加齢に伴う組織の変化などで“直接的な圧迫”が起こることがあります。
自分でできる簡単チェック
以下の項目に当てはまるものはありますか?
小指だけ感覚が薄い
肘の内側をトントンするとジーンと響く
朝にしびれが強い
ペットボトルを開ける時に力が入りにくい
肘を曲げたままスマホをしていると悪化する
物をつまむ作業がしづらい
1つでも当てはまれば、肘部管症候群の可能性があります。
当院の施術:肘部管症候群に特化した4つの軸
肘部管症候群は神経の滑走性(動きやすさ)を取り戻すことが最優先です。
そのため当院では、肘だけでなく肩・胸・首まで含めた“神経の通り道全体”を整えます。
神経の興奮を整える(ハイボルト)
しびれが強い時期は、まず神経の興奮を落ち着かせます。
ハイボルトで“どこで神経にストレスがかかっているか”を検査しながら施術を行います。
朝方のしびれ
握力低下
肘の内側の痛み
これらの改善を目指す最初のステップです。
筋膜リリース(神経を締め付ける筋膜のねじれを解消)
尺骨神経を取り囲む筋膜がねじれると、神経が締め付けられる状態になります。
前腕の筋膜・肘内側の組織・上腕のラインを丁寧に整え、神経が動きやすい環境をつくります。
ストレッチマシン(リフレキシブル)で可動域改善
肘部管症候群の改善で最も重要なのが 肩甲帯〜胸郭の動き です。
ここが硬いと、肘の内側に負担がかかりやすくなります。
ストレッチマシンでは
肩甲骨の動き
胸郭の拡がり
首・肩のアライメント
これらを整え、神経の“通り道”を広げていきます。
EMS(エルビオ)で握力・腕を支える筋力の改善
しびれが落ち着いてきたら、次は腕を支える力を強化します。
握力・前腕・肩周りを効率的に鍛え、再発しづらい状態を作ります。
通院フェーズと頻度の目安
肘部管症候群は、初期の対応スピードで改善期間が大きく変わります。
【初期〜急性期】
週3〜4回
まずはしびれの軽減、神経の興奮を落ち着かせる段階です。
【改善期】
週2〜3回
筋膜リリースやストレッチマシンで動きの改善を進めます。
【再発予防・定着期】
週1〜2回
エルビオで筋力強化を行い、良い状態を定着させていきます。
※生活スタイルや仕事の負担に合わせて計画的に通院ペースをご提案します。
なぜ改善しにくいのか?
肘部管症候群は
痛みの原因と違い、神経のトラブルが中心
肘だけでなく、首・肩・胸郭まで関連
日常の動作(運転、PC、家事)で再負担がかかりやすい
といった理由から、自己流で治しにくい症状です。
正しく原因を見極め、身体全体から整えることが改善への近道です。
【この記事を読んだ方はこちらもチェック】
肘の痛みは、症状によって原因や必要な施術が大きく変わります。
気になる症状があれば、以下の解説ページもあわせてご覧ください。
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