テニス肘(外側の痛み)でつかむ・ひねる動作がつらい方へ|大網街道整骨院
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「ものをつかむと肘の外側がズキッ…」そんな症状に悩んでいませんか?
ペットボトルのフタをひねる
フライパンを持つ
ドアノブを回す
タオルを絞る
マウス・キーボード操作が続いた時
こうした日常の動作で肘の外側が痛む場合、**テニス肘(外側上顆炎)**の可能性があります。
「テニス肘」と聞くとスポーツのイメージが強いですが、
実際は 家事・育児・デスクワークの方のほうが圧倒的に多い症状です。
肘の外側は、手首を伸ばしたり、物をつかむ動作を支える筋肉が集まる場所。
ここに繰り返しの負担がかかることで、腱に小さな炎症が起きて痛みにつながります。
テニス肘とは?
肘の外側には「腕橈骨筋」「総指伸筋」など、前腕の伸筋群がつく“外側上顆”があります。
テニス肘とは、この外側上顆に付着する腱に “使いすぎによる微細損傷(炎症)” が起きている状態のことを指します。
主な症状
つかむ・持ち上げる動作で外側が痛い
ペットボトルのフタをひねるとズキッ
手首を反らすと痛みが出る
パソコン作業で前腕が疲れやすい
日常の負担で悪化と改善を繰り返す
肘部管症候群のようなしびれはほぼ伴いません。
**「腱の炎症が主役」**という点が肘部管症候群との大きな違いです。
テニス肘が起こる4つの原因(当院の視点)
テニス肘は“肘だけ”が悪いのではなく、身体の使い方のクセや姿勢の影響を大きく受けます。
当院では、以下の4つの要因が重なって発症すると考えています。
前腕(伸筋群)の使いすぎ
つかむ・ひねる・持ち上げる動作が多い方に最も多い原因です。
繰り返しの負担で腱に微細な損傷が起こり、炎症→痛みにつながります。
パソコン
肉体労働
家事
育児(抱っこ)
料理(フライパン操作)
こうした日常動作が積み重なることで痛みが強くなります。
肩の位置が前に入っている(巻き肩)
肩が前に入ると、前腕が過剰に緊張し、肘で動作を支えざるを得ない状態になります。
これにより、肘外側の腱への負担が増加。
姿勢の問題はテニス肘において必ずと言っていいほど関与しています。
手首の硬さ(可動域低下)
本来は手首で分散すべき負担が、手首が硬いことで肘に集中してしまいます。
手首が反りにくい
仕事で反復動作が多い
運動不足で柔軟性が低下している
こうした状態では、肘の腱に常にストレスがかかります。
前腕・肩周りの筋力低下
支える筋力が弱くなると、肘が“代わりに働きすぎる”状態になります。
腱が引っ張られ、炎症を長引かせる原因になります。
簡単セルフチェック
以下の動作で外側が痛む場合、テニス肘の可能性があります。
物をつかんだ瞬間に痛い
ドアノブを回すとズキッ
フライパンを持ち上げると痛む
手首を反らすと外側が痛む
タオルを絞ると外側が痛む
1つでも当てはまれば、外側の腱への負担が大きくなっている証拠です。
当院のテニス肘施術
テニス肘は 腱の炎症+前腕の筋膜の硬さ+肩の使い方の問題 が複合して起こります。
肘部管症候群とは異なり、神経ではなく“腱と筋膜”が主役です。
超音波で腱の炎症を鎮める
テニス肘の中心は“腱(外側上顆)の炎症”。
超音波は 深部の腱組織に直接届く数少ない施術で、以下の効果があります。
微細損傷の回復促進
炎症の早期軽減
痛みの発生源をピンポイントで刺激
スポーツ現場でも外側上顆炎に標準的に使われる施術です。
筋膜リリース(前腕伸筋群の癒着解除)
前腕の伸筋群が硬くなると、腱が常に引っ張られた状態に。
筋膜リリースで筋膜・筋肉のねじれを整え、腱のストレスを軽減します。
前腕の張りが強い
パソコン作業が多い
手首を繰り返し使う
こうした方に効果が出やすい施術です。
ストレッチマシン(リフレキシブル)で肩の位置を改善
テニス肘になる方に共通するのが 巻き肩・肩の内巻き姿勢。
肘外側の腱へかかる負担の多くが
「肩の支えが弱い → 肘で支える」
という状態で起こります。
ストレッチマシンでは以下を改善します。
肩甲骨の後方移動
胸の硬さを取る
巻き肩のクセを改善
肘への負担を肩で吸収できる身体に変える
肘部管症候群でのストレッチマシン利用目的とは完全に異なります。
EMS(エルビオ)で支える筋力を強化
再発予防の最大のカギは 「肘に負担をかけすぎない身体づくり」。
そのために
肩周り
背中
体幹
前腕の支え
これらを効率よく鍛え、日常動作で肘に負担が集中しない身体をつくります。
通院フェーズと頻度の目安
【初期〜急性期】
週3〜4回
超音波で炎症軽減 → 筋膜の状態を整える段階。
【改善期】
週2〜3回
ストレッチマシンで肩・胸の動きを改善し、負担の少ない使い方へ。
【再発予防・定着期】
週1〜2回
エルビオで支える筋力を強化し、再発しにくい身体へ。
なぜテニス肘は長引きやすい?
肘を使わない生活は不可能
家事・仕事が痛みを再発させる
“つかむ”“ひねる”が避けられない
肩や手首の問題を残したままだと慢性化しやすい
間違ったストレッチで悪化することも
正しい評価と施術、動きの改善が必要な症状です。
【この記事を読んだ方はこちらもチェック】
肘の痛みは部位や原因によって必要な対処が異なります。
気になる症状があれば、以下の解説ページもあわせてご覧ください。
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